手術

こんにちは。

一昨日、初めて全身麻酔の手術を受けました。
全身麻酔といってもほんの2時間ほどの手術としては大したことないものです。

ですが、この決断をするまで10年ぐらいかかりました。
何故かというと、とにかく怖い…。何が怖いかというと、「子供か。」と思われると思いますが、自分の体に何かが侵襲すること、痛いことがとてつもなく怖い…(涙)

今回良性腫瘍をとったのですが、10年前発見時はサイズも小さく検査結果も良性ということでその後ほったらかしに(蓋をしました)。
しかしこの10年で徐々に大きくなり、手術適応サイズになってしまいました。分かってはいたのですが、組織検査をしても100%腫瘍の種類を断定することはできず、良性のものでも手術した方が良いものもあるそうです。

今後のことも考え、まだ身軽な今のうちに手術をすることにしました。

手術を受ける決断をするまでもうじうじしていましたが、決断した後も直前までいやだいやだとボソボソ言い続け…。それに対して主人には「とらないことによる今後のリスクや、周りにかけるかもしれない迷惑を考えられないなんて子供だ!」と叱られたり、「入院なんて普段できないし、自分だったら体験してみたい。」と私の幼稚な心配は取り合ってもらえず。

主人の言う通り、自分の子供な考え方を反省するものの、湧き上がる不安や恐怖を口に出さずにはいられない時があります(涙)
例え看護師として働いていた経験があろうとも、いざ自分となると怖いものは怖い😖

そんな中、さすがに病院では平静を装っていた私に、看護師さんがかけて下さった何気ない優しい言葉が心にしみました。
手術後もそうだったのですが、不安な時やしんどい時、ほんの少し気遣ってもらえるだけでもこんなに嬉しくありがたいものなんだとしみじみ思いました。

私は看護師として働いているとき、ちゃんと親身になって接することができていただろうか、とベッドにいる間中思い出しながら考えていました。病棟で働いている時は忙しさに自分自身必死だったけれど、これだけは決して忘れてはいけないことだったと猛省しました。病院は離れても、周りに気持ちをもって接することを忘れないようにしてきたいと改めて思いました。
あんなに嫌だった入院手術でしたが、とても貴重な体験でした。

話は少し変わりますが、私が手術で一番恐怖だったものが気管挿管です。
手術前の外来で思わず主治医の先生に「挿管するんですか?」と聞いてしまいました。以前同僚の友達が手術した際に、麻酔から目覚めたとき気管に管が入っていてパニックになったという話を聞いてしまったんです。どういうものか分かっていようとも、パニックになるときはなるのだと…。主治医の先生「そこが心配なんですか?」と。自分でも聞いていて恥ずかしかったです。

点滴をはじめとする痛みがある処置が一つ終わるたびにミッションを一つクリアした感覚になりました^^;

麻酔は本当に不思議ですね。点滴からの投与でしたが「麻酔のお薬流しますね。血管に少ししみるかもしれません。」といわれて間もなく、確かに刺入部辺りがかすかにじんわりした気がします。痛くはありませんでした。その直後、視界がぼやぼや~とにじみ始め、よく言われる数を数える間もなく意識がなくなりました。

術後、肩をたたかれたのか名前を呼ばれたのか分かりませんが、手術台でぼや~っと目を覚ましました。本当に熟睡から目を覚ました感じです。
ぼんやりしている中でも、手術した部位と挿管を固定していた唇に痛みを感じ、「あぁ、手術したんだった…。」とすぐ思いだしました。わりとはっきり分かる痛みでしたが、怖がっていたほど我慢できない痛みではありませんでした。強くじんじんする感じでした。
そしてぼやぼやしながらもこれまたすぐ挿管のことを思い出し、小さく咳払いしてまだ挿管されているか密かに確認。声が出そうなことに安堵しました(挿管されていると声が出ません)。

本当は手を動かせるかなど指示に従えるか確認した後抜管とのことでしたが、外来で私が話したことを覚えていて下さったのか、目覚めてすぐ先生が話しかけて下さったときには抜管されており、何時抜いたのかも記憶にありません。本当に感謝でした。

短い手術時間でしたが、その日は一日絶食ベッド上安静で色々なコードと管が体についていました。健康で動き回れるというのは本当に有り難いことですね。美味しいご飯が食べられるということも本当に幸せなことです。

翌日の朝食。一日ぶりのご飯は美味しかったです。


IMG_20181123_124637.jpg